3.11
昨日は3月11日。
東日本大震災という大きな災害にみまわれた日です。
あれがらもう11年も経つんですね。
11年前のあの日、自分は営業で外回り中、丁度交差点で信号待ちをしていた時でした。
今まで感じた事の無い感覚で、ゆっくりとした長い揺れでした。
信号待ちをしていた交差点のすぐ下は、地下鉄が通っているので、「あれ、いつもは気に留めないだけで、地下鉄が通ると、こんな風にゆれるのかな」なんて思いながら、飛び込みで入ったその訪問先のTVで、現実離れをした現実を目の当たりにしました。 TVに映っていたのは、濁流に丸ごと飲み込まれて流されていく街の光景で、何が起こっているのか、理解が追い付きませんでした。 k それから色々な情報を得て、津波で流されていたのだと知りました。
津波なんて、言葉の響きしか知らなくて、あんなにも凶暴で、残酷なものなんて、想像もしてませんでした。
起こらないはずの事が起こって、多くの人の命が流されました。
時は流れ、2022年1月。 トンガで大規模な海底火山の噴火があり、津波により多くの人の命が危険にさらされました。
でも、奇跡的に津波の犠牲者はたった3人。
防波堤の無い島で、どうしてなのか。
トンガは、東日本大震災から得た知識や経験を現地に行って、持ち帰り、何度も何度の訓練を重ねて、いつか来てしまうかもしれない最悪な日に備えていたそうです。
11年前のあの日、確かに多くの人の運命が変わってしまいました。 でも、そこから学び、前に進んだことで多くの命を救う事に繋がりました。
未だ、多くの人が行方不明のまま、うちにも帰れていない現実を思えば、単なる綺麗ごとかもしれませんが、それでも、教訓をツナミドリルという形に残し、23もの国に伝えている努力は、同じ日本人として、誇らしいと思いました。
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