とあるネット記事
大人の「隠れADHD」とは?よくある症状やその特性
という表題のネット記事があったので、思わず読んでしまいました。
・計画を立ててその通りに出来ない ・「やるべき新しい事」をいつも探している ・過集中による他の重要事項の失念 ・いつも混乱しており、何でも先延ばしにしてしまう ・何らかの習癖がある ・不安障害やうつ病にもなりやすい
いや~結構ネガティブな事ばかり書かれていましたね。 その特性というのであれば、ポジティブな要素もピックアップして貰いたいものです。
が、しかし、これが現実なんです。 だって障がいって名前がついちゃってますから。
感覚が違うので、他の人がいとも簡単にやってしまう事が出来ません。 簡単という風に感じていないので、「何で出来ないの?」と責められると困ってしまいます。
だから理解されず、理解されないと周りから孤立します。 そして、そんな時間を過ごすうちに自分の悪いところしか目が行かなくなります。 そりゃうつ病にもなるでしょう。 これは、自分がお世話になっている心療内科の先生の言葉ですが、「発達障がいという特性を持つ人は、約6.5%と呼ばれているけど、この数字は、診断された人の数だけだから、実際はもっと多いと思う。しかも、殆どの場合、うつ病を発症して、原因を紐解いていくと、根っこに発達障がいがあることが発見される。発達障がいの特性を持っていても、その特性を利用して社会で活躍する人はとても多い。だから、自分を無理に変えようとするんじゃなくて、自分が馴染むと感じる環境で過ごす事で、症状も案外落ち着いたりするんだよ」
そりゃ~受診したした人のデータで統計取れば、問題も多いし、鬱にもなりやすいって言われるでしょ。
だって、助けが必要なまでに追い詰められた人しか受診しないんだから。 偏るに決まっている。
全ての発達障がいの人に言えるか分からないけど、少なくとも自分の場合は、自分のやり方で、自分のペースで、物事を進められる環境であれば、それなりの結果を出してきています。 でも、変に縛られたり、コントロールされそうになったり、支配されそうになると、途端に問題が噴出するのです。 自分の場合は、脳が休眠状態に陥ってしまいました。 当然活力も湧いてくるはずもなく、そんな脳じゃ結果などついてくるはずもなく、でも、しばらく眠る脳みそで生活していました。
あっ、安心してください。 今はすこぶる好調です。 環境を離れたら、脳が復活してくれました。
結局、どんな相手でも、人対人です。 発達障がいという言葉があるばかりに、イメージが先行して、相手の本質に目を向ける事が難しくなっているように感じます。 知識を付けるのも確かに重要かもしれませんが、そればっかりに固執しては視野が狭くなってしまいます。
何も時別扱いをして欲しいなど言いません。 ただ、ひとりの人間として、この人はどんな人なのかと考える事が重要なのだと思います。
皆おんなじ人間なのだから。
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