面倒くさいに蓋をする方法
こんにちは!
今日は、前回予告した通り、『面倒くさいに蓋をする』をテーマに自分の実践を通しての経験や感覚についてお話ししようと思います。
《自分が後回しにしがちな事》 ①原因が明確ではないケアレスミスの報告 ②時間に余裕があり、ある程度のボリュームがある作業 ③逆にちょっとした作業(メールやLINEのチェック及び返信) 等…
①・③に関しては、前回お話しした、『めんどくさい・嫌だなぁ』顔出しかけた時にすぐに行動に移す事が条件反射になるように、失敗と報告をワンセットにする等、パス&ゴー方式で習慣づけました。
②については、ある程度ボリュームがあるという事は、パス&ごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとなるので、習慣+継続が必要です。
例えば、今自分が一生懸命広げようとしているツクツクというECサイトですが、まだまだ知名度が低いため、周知の為にチラシを作成し、3000軒の住宅にポスティングを毎月します。 母の日や父の日、お中元等、月ごとにテーマを決めて特集を組んでいます。
3000枚を配ろうと思うと、約75000歩(50km)の距離を歩くことになります。 それを時間に換算すると、約18時間くらいかかります。 この地道な作業は、すぐに結果が出るものでもないので、ひたすら黙々と行います。
すぐ結果に直結しない上、労力もそれなりにかかるという事は、このポスティングによる周知方法は『面倒くさい事この上ない』作業でしかありません。 面倒くさがりのADHDである自分がを何故毎月続けるのか… それは、小さい頃から不器用で要領も悪く、何でも時間がかかっていた自分だからこそ、粘り強くトライすることの意味を誰よりも肌で感じてきたからだと思います。 それともう一つ、小さい頃から誰かと比べられるのではなく、出来た事・頑張った事だけを拾って褒めることで、自分らしさを大切に育ててくれた両親の教育方針も大きかったんだと、今更ですが気付きました。
自分の立ち位置を測るのに、周りと比べることはよくあります。 周りを見れば、賢い人や優秀な人はいくらでもいるし、自分のポンコツさは自分が一番よく知っています。 自分がいくら忘れっぽくて、不器用だったとしても、結果ではなく、やってきた事・出来るようになった事の全てを拾って数えていくと、「それが自分なんだ」と気付きます。 どんな小さなことでも、残らず拾う事で、自分という人間を少し好きになれます。
今はもし、あなたが自分に自信を無くして俯いてしまっているなら、想像してください。 例え一日がたった一歩の歩みだったとしても、一年で365歩、十年なら3650歩、二十年なら7300歩もの歩みになります。 この一歩一歩を積み上げていく事がどんなに大切か、自分も若い頃には気付きませんでした。 一日に10歩も20歩も歩みを進める、器用に要領良く見える人を羨んだこともあります。 でも、自分が41歳になった今、『世の中、早い者・強い者に分があるわけじゃない』心からそう思います。
十年後や二十年後なんて途方もない時間だし、考えただけで気が滅入ると思います。 だから、そんな遠くを見る必要なんてありません。 今日出来るようになった事・頑張れた事をどんな小さなことでもいいから、すくい上げて、自分の中にストックしていって下さい。
頑張った事をストックする… 分かりにくいですね。
例えば、ポスティング置き換えるとすると…
一日500枚のポスティングを自分の目標にしたとします。
500枚は約10000歩で約2時間半の時間を使います。 ガッツリ働いた後のこの2時間半は、肉体的にもしんどくて、丁度中盤に差し掛かる250枚辺りになると、足が重くなり、痛みも伴います。 この疲労や痛みを敢えて意識しながら、それでも体を動かしやりきると、逃げなかったという成功体験に変わり、意識することで習慣に変わります。 その積み重ねです。
決してドМなわけではありませんよ(笑)。
そして、このポスティングという作業も一緒です。 ほんの少しづつでも知ってもらい、まず安心感を持ってもらう事が大切で、すぐに結果を求めるのは、自分の都合でしかありません。 皆さんに長く愛される物を目指すなら、そのコツコツを大切にしていきたいと思います。
つまるところ、タイトルにある『面倒くさいに蓋をする方法』というのは、面倒くさいを超えるやる理由を自分の中に見付ける事ではないでしょうか。
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