ゆめみるハッピードリーマー

こんばんは!

昨日は内輪ネタになってしまいましたが、本日も引き続き内輪ネタで攻めたいと思います。

自分には昨日話した姉の他に、2学年下の妹がいます。                                     自分と姉は、どちらかといえば自由奔放で、周りの目をあまり気にすることはなく、我が道を行くタイプでした。                                                          片や妹は、小さい頃から担任の先生からの信頼も厚く、優等生でした。                           ただ、期待された分、それに応えよういうプレッシャーがきつくて、周りの目をひどく気にしていたようです。呑気な自分は、そんな妹の心情などつゆ知らず、(たまに抜けてるけど(笑))『なんか色んなことをそつなくこなす』そんなイメージでした。

そんな妹は、大学→大学院へ進学し、臨床心理士という小難しい資格を取得し、現在は発達障がい等の特性に悩む当事者やその周囲の人たちの為に日々頑張っています。                                  だから、発達障がいと診断された事を告げた時、随分心配させてしまい、ある絵本に手紙を添えて、プレゼントしてくれました。                                          

その手紙と絵本には、ADHDの可能性について書いてあり、「診断を前向きに受け止めよう!」と言ってくれてるのだと思いました。   

                                                  世間的なイメージや捉え方はともかくとして、実は自分はあまり悲観的に受け止めてはいませんでした。   

当時の自分は、脳波をコントロールしようとするあまり、起きてる時も睡眠時と同じ脳波になっていて、「少しでも早く今の環境を離れた方がいい」医師からはそうアドバイスされていましたが、(脳が寝ててもまぁまぁやれてると思っていたので(笑))「脳が寝ててもソコソコ出来てるなら、脳が目覚めたらスーパーマンじゃん!」なんて呑気な事を考えていました。   

                                                                                                     ただ、そう思えるには、多分妹の存在は大きかったと思います。                     妹は、専門的な知識がある為、自分が発達障がいと診断された時、色々と質問したり、診断結果をみて貰って、意見を聞いたりととても心強い存在でした。                                                分からないと不安になると思いますが、理解さえできてしまえば、その特性をどう生かすかと考えればいいので、楽しい気持ちで、この特性と向き合えてたと思います。

分からないから陥ってしまう不安は、理解が出来てしまえば解消されてしまうもので、それは周りにも言える事です。                                                           自分の事って、自分でも案外理解出来てないものです。                         案外自分にとっては普通に出来る事が、「強みだったんだ!」なんて発見もあったりします。

                             

妹から貰った絵本の最後のページは『きっときみもハッピードリーマーだよね。たいせつなのはきみがきみでいること。いいんだよ、そのままで!』という言葉で結んであります。                               自分も子どもの指導にあたる時は、そんな気持ちで接しています。                                     だけど、それと同時に、普通を大切にする日本の社会では、もしかしたら辛い思いをするかも…なんて考えてしまいます。

人間関係にも相性はあるし、合う・合わないと感じることが悪いとは思いません。                            だけど、それが自分自身を否定することに繋がってしまうことはとても悲しい。                                   人は、自信を失った時ほど下を向いてしまいます。                                下を向いてしまったら、その場所しか見えなくなってしまいます。                    でも、顔を上げると、世界はとてつもなく広い。                                      その事だけは、忘れないでいて欲しいと思います。