人は正しい答えを知っている②

こんばんは!

自分は指導者経験の為か、子どもの事を相談される事があります。

中でも、発達障がいと診断された子どもを育てるお母さんは、感覚の違いに戸惑い、距離が近すぎるが故に、本質を見きれなかったり、感情的になってしまいます。                                   でも、それは仕方のない事だと思います。                                 

例えば、発達障がいと診断された子どもを育てるお母さんに、当事者として、なにかアドバイス求められたときも、自分に言える事はいつもひとつしかありません。

発達障がいというと、一塊にしがちですが、実にバラエティーに富んでいます。

100人いれば100通りの個性があり、それぞれ皆違う個性を持っています。                       だから、マニュアルなんて存在しないのです。                                  そして、やり方ばかりに囚われてしまえば、物事の本質が見えなくなってしまいます。

だから、やるべきことはいつも、人は正しい答えを知っているという事を前提に、先入観を取っ払って、正面から向き合うしかないのです。

とは言え、親子だからこそ感情が絡むもので、そうそう思った通りにいきません。

そんな時、指導者は第三者として、親子でもなく他人でもない距離感なので、かえって見えてくるものもあるのだと思います。