当事者として

先日から『子供発達障がい支援アドバイザー講座』なるものを勉強しています。                     自分は、発達障がいの当事者なので、自分の幼少期や頭の中や思考を振り返りながら取り組んでいます。

初めて発達障がいの支援が法律で定められたのが、2005年の4月なので、自分の幼少期にはこのような知識を得るような環境も教材もなく…でも、子どもの個性に関しては今より寛容だったように思います。

そういう自分はどのような教育を受けていたのか…振り返ると、うちの両親からは誰かと比較するという事もなく、自由奔放に育てられたと思います。                                    母曰く「発達障がいの特性はあったけど、専門機関に相談しようかとも思ったけど、人を傷つけるような事はしなかったから、必要性を感じなかった」という事でした。

有り難い事ですね。                                         多分、誰かと比べられるような事もなく、やりたいようにやれていたから、基本マイペースの変わり者のまま社会に出て(笑)、そりゃ社会に出ればマイペースの変わり者なので、苦労は沢山ありましたが、幼少期に自分の特性を否定される事が無かったから、心折れながらもまた立ち直りの繰り返しで、ここまでやってこれたのだと思います。

発達障がいの子をサポートする場合、特性や個性に寄り添う事が大切ですが、それと同じくらい『その子のありのままへの自信』を育てる事が同じくらい大切です。

当事者が言うのだから、間違いありません。