怒る事の意味
怒ると叱る、その違いは、怒るはただ感情をぶつけるだけの行為で、対して叱るは、今後の成長に活かす為に等、目的があるそうです。
子どもの指導に携わっていると特に、『今場の空気を締めなければ』と敢えて、怒るという感情表現をすることがあります。 考えてみれば、場を締めるのは集中させて、技の習得がしやすい環境を整えるという意味では、目的があると言えるでしょう。 でも、一方で怒るという感情表現を、場を締めるテクニックに使っているようで、違和感もあります。
学ぶの語源は、真似ぶと言いますが、真似るには、真似たいと思う強い動機が必要です。 受け身ではなく、自然と湧き上がる気持ちです。 だからこそ、成長も大きいのだと思います。
だから、怒って空気を締める事が、本当の成長に繋がるかどうかは、少し思う所もあるのです。
でも、やっぱり、指導する側からすれば、少しでも多く成長させたくて、その狭間で悩んだりします。
何故突然にこんな話をするのかと、困惑しますよね(笑)。
実は、先日のカフェでの会話にさかのぼりますが… ↓ 学びたい人 | 発達障がいと診断された自分から見えてる世界 (benrinahito1130.com)
カフェの店員さんが「ダンスの指導で怒る事が出来なくて」と言っていました。
だから考えてみました。
実際、自分も怒ることは苦手です。 いや、苦手というか、そこに明確な意味と成果を見付けれずにいるのです。
多分そのカフェ店員さんも、怒る意味を見付けれずにいるのだろうと勝手に思いました。 因みに、本人に確認はしておりません(笑)。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません