もったいない
こんばんは!
突然ですが(笑)、トイレをリフォームしました。
使用期限の切れかけた珪藻土が格安で手に入ったので、使ってみたくなったのです。
自分で言うのもなんですが、中々の出来栄えでした!
コチラはタオル掛けです。
この家が建ってからなので、27年~28年使い続けています。
デザインは古いというにはシンプルですが、今はあまりないタイプのものでした。 折角だからタオル掛けも交換しようかと考えたのですが、前から興味があったエイジング塗装をやってみたかったので、再利用することにしました。
エイジング塗装とは、敢えてペイントで錆びてるかのように見せかけたりする、塗装の技術でレトロでアンティークな風合いを出す技術の事です。
完成がコチラです。
いかがでしょうか。
この技法は、プライマーやザラザラな質感の塗料等、5層以上の材料を重ねて塗るので、手間は掛かります。
若い頃の自分なら、こんな面倒なことはやらずに、新しいものに代えていたと思います。
でも、手間を掛けてでも、再利用する意識が芽生えたのは最近です。 今までは、ゴミを捨てた先の事まで考えていませんでした。 ゴミなんて、市が指定するゴミ袋を買って、袋詰めにし、決められた日時に所定の場所に置けば、その日のうちにその所定の場所から姿を消していました。 そんな当たり前の毎日の中で、最近、市で利用しているごみ処理施設に限界が近づいていることを知りました。
リメイクの時間が勿体ないからと、効率を考えれば、新品と交換するのもひとつでしょう。
でも、手間を取ってでも、ゴミを減らす事は、効率を上げる事にはなりませんが、無駄を無くすことだよなぁ…って、思うのです。
効率や生産性を上げる事がよしとされている今の世の中ですが、なんだか効率を上げるという行為は、自分の手間暇を惜しむことで、その先の誰かの事を思えていない様に思います。 一方無駄を無くすという事は、自分の事だけではなく、その先の未来のことも考えているとさえ感じます。
日本に古くからある『もったいない』という言葉の意味を最近よく考えます。 、『もったいない』とは、単なる言葉ではなく、日本古来の文化そのものなのかもしれません。
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