傍からは分からないこと
こんばんは!
昨晩、昔からの友人とこんな話をしました。
その友人の妹の子どもが学習障害で、支援学級にも入れなくて、席にはきちんと座れてるから見過ごされがちで、その子はとても辛い思いをしていると言っていました。 確かに、例えば自分が体操を教えている時も、じっとしていられない子や、ボーッとしてる子には目は行きがちですが、誤解を恐れない言い方をすれば、手のかからない子には、注意が行きにくいかもしれません。
まだ、人生経験も少ない子どもは、どんな感覚が、どういう風に、人と違うか分からないから、自分だけがダメっていう考えに陥りやすいと思います。
自分は、聞いた情報を一時的に留め、その情報を操作するのが極端に苦手です。 だから、大学の時の英語の講義が苦手でした。 どんな内容かというと、席はいつも名簿順の決めれた席に座り、美女と野獣のDVD(英語版)を見ます。 そして覚えたセリフを講師の前でペアで間違えなければクリアとなります、 早くクリアしたペアから帰れたので、出来の良いペアは15分くらいで帰って行きます。 ペアが毎回決められてるので、相手の子は自分が全然覚えられないの分かっています。 だから、毎回簡単な方をやらせてもらっていました。 簡単な役の方でもかなり時間がかかりましたが、相手の優しく待っていてくれました。 待たせる事も他のペアは毎回ジャンケンで楽しそうに配役を決めていたのも、何もかもが申し訳なかったです。
傍目には分からないからこそ、余計に、他の人と何が違うのか自分でも分からなくて、言葉に出来ません。
子どもならなおのことです。
発達障がいの診断の検査だというと、尻込みする人もいますが、検査の結果はきちんと文字に起こされ、目に見える形で示されるので、自分の脳波の癖を客観的に見ることが出来ます。
だから、言葉に出来るようにもなってきます。 得意な事・苦手な事が明確に分かると、言葉に出来るだけではなく、得意な事も無意識のレベルでちゃんと活かされている事にも気付きます。 自信の後押しにもなります。
自分は検査はすごくおすすめだと思いますが、障がいと診断されるかもしれないと思うと躊躇う気持ちも分かります。
名前が悪いんじゃないかなぁって思わなくもないですが、障がいと認定され、それが支援に繋がっている人もいると思うので、一概に悪いとも言えない気もします。 難しい問題ですね。 一朝一夕で答えなんか出る訳がないですが、やっぱり考え続けなきゃいけないテーマだと思います。
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