カッコ良く言えば、『事業の多角化』です(笑)。

今日は午前中ホームセンターで働いて、午後から市内の建築現場で厨房内の壁を起こす作業をしてきました。

昨日はECコンサルタントの話しをしていたし、『一体何屋なの?』と思う人もいるかもしれません。

今の自分は、フリーランスとして、今までの経験や感じた事全部をフル活用して、頼まれれば可能な限り何でもやっています。                                               カッコ良く言えば『事業の多角化』、ですが、そんな大層なものではなく(笑)、お財布の数を増やしてリスクヘッジしているに過ぎません。                                       よく田舎に行くと、10万くらいの収入源を複数持てと言われたりしますが、働き手は足りないが、ひとつひとつの仕事量が限られているのでひとりひとりがマルチに働く事で、地域の労働力をカバーするだけではなく、本人にとっても、何かが頓挫しても、他でカバー出来るので、リスクヘッジにもなるし、理にかなっているのだと思います。。

現に自分が以前見学に行かせて貰ったみかん農家さんも、みかんやみかんの加工品にだけではなく、体があけばイタリアンレストランで働き、海の家やゲストハウスを運営したり、ツアーを企画したり、とにかく地元の資源をフル活用し、複数の収入源を確保していました。                                        

日本は、少子高齢化で働き手が不足すると随分前から言われていました。                 でも、人口が減れば、それだけひとつひとつの仕事量は減るはずです。                            『田舎の経済と何かにてるなぁ~』とふと思い、マルチに幅広く働くって、日本の労働力の問題や収入格差の問題も解決できるんじゃないかなって、コロナ渦で余計にそう思い、実践しています。

社員が安定だと思う人も多くいると思います。                                 確かに、安定している会社も数多くあると思いますが、社員とは、リスクや不安要素が見えにくい立位置に居るだけで、もしかしたら実情を知らないだけかもしれないのです。                           そして、殆どの場合、経営に携わっていなければ、運命を委ねなければなりません。

自分は、中小企業の経営に携わっていた経験もあるので、采配や判断ひとつで、会社の運命が変わるという事を肌で感じてきました。                                          だからこそ、自分の運命は人に委ねず、リスクの見える場所で自分自身でひとつひとつを判断する事を選びました。                                                   新規事業に関しても、月どのくらい投資するかを決めて損切りという考え方で、他に複数の収入源を持ちながら運営しているので、ストレスもありません。

自分は、働くという事が好きです。                                    誰かの役に立っていることを実感できるからです。

でも、そう思えるのは、最低限の収入源を確保しているから言える事だと思います。                 余裕というのは、『優しい自分』でいる為に必要不可欠なんだと思います。                           少なくとも自分は、余裕がない時でも、人に優しく出来る自信がありません。                   なりたい自分になる為に、余裕は必要なんだと思います。    

人に委ねない人生も、案外悪くないです。